臼津交通が保有する西工ネオロイヤル92MC C-機
筆者は撮影時まで存在を知らなかった事業者で、「臼津」と書いて「きゅうしん」と読むのも初めて知りました。カラーリングや車体の表記にもあるように大分バスグループの事業者で、主な営業エリアである臼杵市と津久見市にちなんだ社名なのでしょう。社紋も親会社と同じで、在籍車両についても移籍車が多いようでした。
1996年式のKC-規制車で、公式側後方のルーバーが特徴の日野シャーシに仮装されています。親会社である大分バス佐伯営業所に新製配置され、グループ内移動にて同社へとやってきました。上下幅拡大仕様の側窓は、1~4番T字・5番固定+ブロンズガラスの組み合わせです。ホイールは10穴スチールを履いています。
車内は4列シート×縦11列の正席45席、補助席の数は不明です。後方のシートが段上げされているのは回転サロンになっているのでしょうか。オリジナルの青系シートモケットを採用ですが、連番の同型車はまた違う内装でした。他所ではなかなか見ることのできない日野+西工の大型観光車は今後も長生きしてもらいたいものです。
☆車両情報☆ ・保有事業者 →西鉄観光バス ・登録番号 →大分22 か 2030 ・社内番号 →03056 ・車種 →日野/西工ネオロイヤル92MC C- ・形式 →KC-RU3FSCB ・クーラー →床下サブエンジン式 ・車内仕様 →4列シート/トイレなし ・用途 →貸切 ・その他 →