瀬戸内運輸が保有するエアロエース。
同社が運行する東京行き夜行路線“パイレーツ号”の専用車としては最新車になる1台です。今まではスーパーハイデッカー車が継続されていた同路線の専用車も、最近の新車はハイデッカー車に移行しておりエアロエースは当車を含めて3台の陣営になりました。大阪線の夜行車とはロゴの表記が違い、運用は区別されています。
2015年式のQTG-規制車で、ダッシュボード上にある車線逸脱警報の白線認識カメラの形状が変わった後のモデルです。夜行高速仕様となるため床下トランク部に交代乗務員の仮眠室を備えており、側窓は1~4番に逆T字窓を採用・5番が固定の窓割になっているのが独特です。ホイールは住金製10穴アルミを履いています。
車内は独立3列シート×29席のみ、非公式側の中央部床下にトイレを備えた一般的な夜行仕様です。通路側カーテンと車内Wi-Fi設備がありますが、各席へのコンセント設置がないのが惜しいですね。ヘッドライト上にはシルバーのアクセントパーツが付く他、フロントガラス下には窮屈そうにメーカーロゴのエンブレムが入っています。
☆車両情報☆ ・保有事業者 →瀬戸内運輸 ・登録番号 →愛媛200 か 5490 ・社内番号 → ・車種 →三菱ふそう/エアロエース ・形式 →QTG-MS96VP ・クーラー →直結冷房(屋根上搭載) ・車内仕様 →独立3列シート/中央部床下トイレ ・用途 →高速 ・その他 →床下乗務員仮眠室装備