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Channel: S'ELEGA-LAのバス撮影記録 Part.2
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日本交通 ・651

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日本交通が保有するエアロエース。

何気ないエアロエースだと思って撮影したのですが、後で見返して違和感を覚えた1台でした。普段よく見かける昼行用のエアロエースとは各部の仕様が微妙に異なっており、夜行運用に対応した車です。当然ながら固定運用では無いと思われ、便数の多い昼行便ではなかなか狙って撮ることができないだけにラッキーでした。

2016年式のQTG-規制車で、ダッシュボード上のMDAS-靴稜鮴Ъ吋メラの形状が変わった現行モデルです。夜行高速仕様となるため、床下トランクは同社の特徴の4スパンではなく乗務員仮眠室を備えています。側窓もT字窓ではなく全固定+スモークガラスの組み合わせで、ホイールはアルコア製10穴アルミを装着です。

車内は独立3列シート×29席のみ、トイレを非公式側の中央部床下に備えています。昼行専用車では補助席を備える関係で2-1配列の偏心3列に近いですが、この車の場合は完全な独立仕様でしょうね。無線番号から米子営業所の配置となり、昨年に山陰特急バスの運行開始から50周年を迎え記念ステッカーが貼られています。
☆車両情報☆

・保有事業者 →日本交通
・登録番号  →鳥取200 か ・651
・社内番号  →072
・車種    →三菱ふそう/エアロエース
・形式    →QTG-MS96VP
・クーラー  →直結冷房(屋根上搭載)
・車内仕様  →独立3列シート/中央部床下トイレ
・用途    →高速
・その他   →床下乗務員仮眠室装備

千葉北エンタープライズ ・683

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千葉北エンタープライズが保有するセレガGJ。

同社で活躍する車両の中では少数派の日野車で、元は同社の本社所属車として成田ナンバーで登録されていたものです。北海道で新たに登録された車は白一色で社名ロゴのみの外観が多い中、同社のかつての標準カラーを纏っているのもその名残です。ちなみに北海道に移ってからも、札幌ナンバーからの変更歴があります。

年式は不明ですが、ホイールベース短縮後・リアバンパー形状変更後のKC-規制車です。冒頭で書いたように習志野ナンバーから成田ナンバーを経て、直前は「札幌200か3521」での登録でした。側窓は全て開閉可能なT字窓に濃色ブロンズガラスの組み合わせとなっており、ホイールは住金製10穴アルミを履いています。

車内は4列シート×縦11列の正席45席、補助席の数や後部サロンの有無については未確認につき不明です。さすがに寒冷地で過酷な環境で走っているからか、ボディの裾を中心に錆や傷みも見受けられます。個人的な印象ですが、北海道の2分割フロントガラス車は上部ガラスのワイパーを跳ね上げたまま走る車が多いですね。
☆車両情報☆

・保有事業者 →千葉北エンタープライズ
・登録番号  →函館200 か ・683
・社内番号  →
・車種    →日野/セレガGJ
・形式    →KC-RU4FSCB
・クーラー  →床下サブエンジン式
・車内仕様  →4列シート/トイレなし
・用途    →貸切
・その他   →

三貴交通 ・286

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三貴交通が保有するエアロバス。

久々に見かけた同社の車両、登録されているナンバーは最近の払い出し番号ではないためかなり前から在籍しているように思えますが、どうやら現在の社名に変わる前のわかば観光時代から活躍する車のようです。新製から数えるとかなりの経年車になると思いますが、その割には綺麗に保たれているのが少々意外ですね。

年式までは未確認ですがフロントバンパーからMS8系シリーズでは最初期のモデルとなるU-規制車です。新製事業者は不明で、側窓1番と5番が固定・2~4番T字+濃色ブロンズガラスの組み合わせとなっています。クーラーは三菱重工製床下サブエンジン式を搭載、ホイールは8穴スチールにメッキ加工が施されています。

車内は4列シート×縦12列の正席49席、補助席の数は分かりませんが後部サロンの定員重視仕様とみられます。側窓内側の装飾カーテンが新製事業者の名残でしょうか。現在の事業者に来てから側面のデザインが追加され、フロントのフォグランプが交換されています。乗降ドアのMITSUBISHIのステッカーが面白いですね。
☆車両情報☆

・保有事業者 →三貴交通
・登録番号  →成田200 か ・286
・社内番号  →
・車種    →三菱ふそう/エアロバス
・形式    →U-MS826P
・クーラー  →床下サブエンジン式
・車内仕様  →4列シート/トイレなし
・用途    →貸切
・その他   →

昭平交通 1647

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昭平交通が保有するエアロクイーンMV。

インバウンド業界では比較的長く生き残っているMS7系エアロの1台ですね。元々同社にはMS7系エアロが多く残っており、過去にはエアロクイーンKエアロバスも撮影したことがありました。今は稼働しているのがこの車だけなのか関西で見るのは稀に鳴りましたが、新車のエアロエースが多く入った今でも残っています。

年式は確認していませんが、U-規制車となります。払い出しナンバーから2014年ごろに同社に転入したようで連番の「習志野200か1648」も導入されましたが、僚車はまだ残っているのか不明です。側窓は1~4番T字・5番固定+濃色ブロンズガラスの組み合わせとなっており、ホイールは住金製8穴アルミを履いています。

車内は4列シート×縦11列の正席45席、補助席の数や後部サロンの有無は未確認です。せっかく自社のオリジナルカラーが施されているにもかかわらず、側面の社名ロゴが歪んで貼られてしまっているのが非常に残念です。少し色褪せの目立つ箇所こそあるものの、足回りも良く磨かれさすがに大切にされている事が伺えます。
☆車両情報☆

・保有事業者 →昭平交通
・登録番号  →習志野200 か 1647
・社内番号  →
・車種    →三菱ふそう/エアロクイーンMV
・形式    →U-MS729S
・クーラー  →床下サブエンジン式
・車内仕様  →4列シート/トイレなし
・用途    →貸切
・その他   →

平和コーポレーション 8989

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平和観光バスこと、平和コーポレーションが保有するNew SELEGA。

本社を岐阜県瑞浪市に構え、撮影車のように愛知県小牧市にも営業所を置いています。貸切バス事業だけではなく瑞浪市内での路線バス事業も営むほか、タクシー事業も展開しています。一部の送迎用途で使用される車には三菱ふそう車も在籍していますが、どちらかといえば日野車がメインの保有車両と思われます。

2015or2016年式のQTG-規制車と推測され、ダッシュボード上に車線逸脱警報の画像センサーが設置された最新モデルです。フロントLEDオーナメントランプは非装備の廉価仕様・リミテッドエディションで、側窓は1番のみ固定・2~5番T字+スモークガラスの組み合わせです。ホイールはアルコア製10穴アルミを履いています。

車内は4列シート×縦11列の正席45席、補助席の数と後部サロンについては不明です。リミテッドエディションでも標準装備になったフロントガーニッシュ部のメッキパーツとリアスポイラーのおかげで立派な外観になりました。乗降ドア下部のウインカーレンズがクリアパーツに交換され、ホイールも綺麗に磨かれています。
☆車両情報☆

・保有事業者 →平和コーポレーション(平和観光バス)
・登録番号  →尾張小牧230 あ 8989
・社内番号  →
・車種    →日野/SELEGA HD
・形式    →QTG-RU1ASCA
・クーラー  →直結冷房(屋根上)
・仕様    →4列シート/トイレなし
・用途    →貸切
・その他   →

西鉄観光バス 5914

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西鉄観光バスが保有する西工ネオロイヤル92MC SD-機

既に除籍されて存在しない車両ですが、懐かしい画像を見つけました。数多くの西工車が在籍する西鉄グループでも2台だけの在籍だった、日野シャーシに西工92MC SD-汽椒妊を組み合わせたもので、全国的にみても納入例の少ない個体です。元々は九州観光バス時代に新製導入され、カラーリングもオリジナルカラーでした。

1997年式のKC-規制車で、スーパーハイデッカーより一回り車高の低いSD-汽椒妊のため、足回りはハイデッカー用のものに架装されています。公式側後方にあるルーバーはいすゞ車と形状が異なり、側窓は1~3番T字・4番と5番が固定の特徴的な窓割です。日野シャーシらしくホイールはアルコア製10穴アルミを履いています。

車内は4列シート×縦11列の正席45席、補助席の数は不明ですが後部に回転式サロンを備えた仕様になっています。画像は晩年の姿で西鉄観光の標準塗装である“青い鳥”カラーに塗り替えられ、繁忙期の高速路線の続行便に入っていました。スチールホイールではなくアルミホイールを履くのが九州観光バス導入車の特徴ですね。
☆車両情報☆

・保有事業者 →西鉄観光バス
・登録番号  →福岡22 か 5914
・社内番号  →7236
・車種    →日野/西工ネオロイヤル92MC SD-
・形式    →KC-RU3FSCB
・クーラー  →床下サブエンジン式
・車内仕様  →4列シート/トイレなし
・用途    →貸切
・その他   →

岐阜羽島バス ・224

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岐阜羽島バスが保有するNew GALA.。

社名の通り岐阜県羽島市に本社を置く事業者で、貸切バス事業の他に羽島市のコミュニティバスの運行も請け負っています。貸切バスの保有車両には主力のMS8系エアロバスやヒュンダイ ユニバースがあり、過去に大宇バスを中古導入で保有していたことがありました。いすゞ車は最近になって導入が進んでいるようです。

2013年式のQRG-規制車と見られ、平成27年度重量車燃費基準+10%達成モデルです。同社においては初採用の新型ガーラで、電子制御サスペンションは非装備の廉価仕様・ハイデッカーVPです。側窓は1番のみ固定・2~5番T字+スモークガラスの組み合わせとなっており、ホイールは住金製10穴アルミを履いています。

車内は4列シート×縦11列の正席45席、補助席は不明ですが後部2列に回転式サロンを備える仕様ですね。乗降ドア下部や前輪タイヤハウス脇のウインカーレンズに加え、側面ボディ裾の反射板までもがクリアパーツに交換されているのが特徴的です。また側窓のスモークフィルムは最近になって新たに貼られたようです。
☆車両情報☆

・保有事業者 →岐阜羽島バス
・登録番号  →岐阜230 あ ・224
・社内番号  →
・車種    →いすゞ/GALA HD
・形式    →QRG-RU1ASCJ
・クーラー  →直結冷房(屋根上)
・車内仕様  →4列シート/トイレなし
・用途    →貸切
・その他   →

エイチ・ビー観光 3002

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エイチ・ビー観光が保有するNew エアロクイーン。

函館バスの貸切バス部門を分社化する形で2006年に設立された事業者です。バスの各部には函館バスグループの文字も入っており、カラーリングは東急バスの通称“マーキュリーカラー”をアレンジしたデザインを纏っています。最近まで新車の導入がしばらく途絶えていましたが、久々に新型エアロクイーンが登場しました。

2015年式のQRG-規制車で、公式側後方のルーバー開口部が大きくなった、QTG-規制へ移行直前の個体です。同社にとっては2014年の1台目に続く新型エアロクイーンで、現時点では2台の在籍です。側窓は1番と5番が固定・2~4番T字+スモークガラスの組み合わせとなっており、ホイールは住金製10穴アルミを履いています。

車内は4列シートが並ぶようですが、補助席の数など詳しい配列までは分かりません。フロントバンパー部にはLEDデイライトが埋め込まれている他、後輪の両脇に路肩灯を備えているのが特徴でしょうか。社番と合わせた希望ナンバー登録も新型エアロクイーンから採用されたものです。これからもどんどん増えていくといいですね。
・保有事業者 →エイチ・ビー観光
・登録番号  →函館230 い 3002
・社内番号  →
・車種    →三菱ふそう/エアロクイーン
・形式    →QRG-MS96VP
・クーラー  →直結冷房(床下搭載)
・車内仕様  →4列シート/トイレなし
・用途    →貸切
・その他   →

セイヨウ・トラベル 1006

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セイヨウ・トラベルが保有するエアロバス。

おそらく設立されてからまだ間もないと思われる事業者で、調べても詳細が分かりませんでした。静岡県浜松市にある旅行代理店の貸切バス部門かと推測されますが、公式ホームページなどは存在しません。バスのボディにも社名表記はなく、アルファベットのロゴが入るのみで、濃い茶色のベースカラーが独特ですね。

年式は未確認ですが、後部マフラーが右出しのKL-規制の個体です。細部から名鉄観光バスで活躍していたものと思われ、側窓は1番と5番が固定・2~4番T字+グリーンガラスの組み合わせとなっています。クーラーはメーカー標準設定の三菱重工製床下サブエンジン式を搭載、ホイールは住金製8穴アルミを履いています。

車内は4列シート×縦11列の正席45+補助席10の55人乗り(乗員除く)、後部サロン無しの定員重視仕様でしょうか。サービスボックスの壁紙の色やシートモケットなどに前事業者の名残がそのままで分かりやすいですね。筆者も初撮影だったため他の保有車両もさっぱりですが、カラーリングや車種なども気になりますね。
☆車両情報☆

・保有事業者 →セイヨウ・トラベル
・登録番号  →浜松200 か 1006
・社内番号  →
・車種    →三菱ふそう/エアロバス
・形式    →KL-MS86MP
・クーラー  →床下サブエンジン式
・車内仕様  →4列シート/トイレなし
・用途    →貸切
・その他   →

K.S.K CORPORATION ・850

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K.S.K CORPORATIONが保有するセレガGJ。

インバウンド界では長く活躍している個体でしょうか。現在の事業者に落ち着いてから結構経ちますが、担当者が大切に乗っているのか経年を感じさせない手入れの良さが素晴らしいですね。新製からいくつかの事業者を経て現在に至りますが、新製事業者の頃からほぼ手を加えられることなく使用されているのも注目です。

年式は未確認ですが、ホイールベースは短縮前・リアバンパー形状も変更前のU-代初期モデルです。和歌山県の紀和交通が新製導入した個体で、全固定+濃色ブロンズガラスの側窓と公式側中央の中扉が特徴です。珍しい床下搭載の直結式インテグレートゾーンエアコンに、アルコア製10穴アルミホイールを履いています。

車内は4列シートが並んでおり、シートモケットや内装もそのままで使用されています。特徴ある中扉も健在のようで、トイレも残っているのでしょうか。現在の事業者に来てからステッカー類がちょこちょこと追加されており、ヘッドライト周りにセレガR風の装飾を施しています。これからもずっと長生きしてほしい1台ですね。
☆車両情報☆

・保有事業者 →K.S.K CORPORATION
・登録番号  →成田200 か ・850
・社内番号  →
・車種    →日野/セレガGJ
・形式    →U-RU3FTAB
・クーラー  →直結冷房(床下搭載)
・車内仕様  →4列シート/トイレなし?
・用途    →貸切
・その他   →

大阪観光バス ・758

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大阪観光バスが保有するエアロエース。

側面のロゴは「KYOTO KANKO」・フロントの社名表示窓も「京都観光バス」になっていますが、前輪右脇のボディ裾の社名表記が大阪観光バスになっているので、大阪観光バス京都営業所の所属車両ということでしょう。昨年春に導入された新車で、同じモデルでも導入時期によって各部の仕様が異なるのが興味深いです。

2016年式のQTG-規制車で、ダッシュボード上にあるMDAS-靴稜鮴Ъ吋メラが形状変更された現行モデルです。今回の新車は側窓がスモークガラスからグリーンガラスになったのが特徴で、窓割は1~4番T字・5番固定の組み合わせです。クーラーは屋根上搭載の直結式、ホイールは住金製10穴アルミを履いています。

車内は4列シート×縦12列の正席49+補助席11の乗客定員60名、後部サロン無しの定員重視仕様です。赤と青のシートモケットも相変わらずですが、従来とは模様が若干変わっています。赤と黒の革巻きのステアリングもお洒落で、ヘッドライト上にはメッキ調のパーツが付いています。車両ごとに異なる“バスゴリ”にも注目です。
☆車両情報☆

・保有事業者 →大阪観光バス
・登録番号  →京都230 あ ・758
・社内番号  →82F06-758C
・車種    →三菱ふそう/エアロエース
・形式    →QTG-MS96JP
・クーラー  →直結冷房(屋根上)
・車内仕様  →4列シート/トイレなし
・用途    →貸切
・その他   →

いずみ観光 7000

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いずみ観光が保有する富士重工17S スペースウイング SW-機

千葉県八街市に本社を置く事業者で、新潟県に本社を置く同名事業者とは関係はありません。こちらは白色をベースカラーとしシルバーでロゴが描かれたシンプルなカラーリングで、保有車両は他社からの中古転入車ばかりでメーカーもさまざまです。大型12m車はスーパーハイデッカー車が多く、UFC車も保有しています。

年式不明のKC-規制車、日産ディーゼルシャーシに架装された富士重工17Sです。細部の特徴から西武グループ(近江鉄道?)からの転入車と思われ、側窓は全て開閉可能なT字窓にブルーベンドガラスの組み合わせとなっています。クーラーはデンソー製床下サブエンジン式を搭載、ホイールは住金製10穴アルミを履いています。

車内は4列シートが並んでいますが、補助席の数などを含む詳しい配列までは分かりません。シートモケットも前事業者のままで、乗降ドア下部には補助ステップを備えているのが特徴でしょうか。経年車ながらボディは綺麗に手入れされているのですが、シルバー文字のせいでせっかくの社名ロゴが見難いのが難点ですね。
☆車両情報☆

・保有事業者 →いずみ観光
・登録番号  →千葉230 う 7000
・社内番号  →
・車種    →日産ディーゼル/富士重工17S スペースウィングSW-
・形式    →KC-RA550RBN
・クーラー  →床下サブエンジン式
・車内仕様  →4列シート/トイレなし
・用途    →貸切
・その他   →

滋賀中央観光バス 7788

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滋賀中央観光バスが保有するNew SELEGA。

同社が導入した注目の1台ですが、あまりの特殊仕様車のため使い道がなく困った車のようです。最初に10席仕様の大型12m車が導入されるという話を聞いた時はどんな車が入るのか気になりましたが、実車を見て納得、とあるところで使われていた中古転入車でした。今回は導入後初のメディア募集ツアーで使用されていました。

2008年式のPKG-規制車で、現在の事業者に来る前は東京ヤサカ観光バスで活躍していました。元を辿ると2007年の東京モーターショーの日野自動車ブースにて展示されていた“日野セレガ プレミアム”がベースになっており、その車を三越トラベル主催の高級バスツアーで使用するべく小改造を施し納入されたものです。

前事業者時代には『三越プレミアムクルーザー』と名付けられ「練馬230あ3254」の登録ナンバーでした。全固定+スモークガラスの側窓に変わりはないですが、ゴールドだったアクセントピラーは標準的なシルバーに戻され、側窓後方にあった装飾パーツも塗りつぶされています。ホイールは住金製10穴アルミを履いています。

車内は横2列シート×10席のみの配置で、各列ごとにパーティションで区切られた大型の本革シートになっています。各席のシートバックには個人モニターを備え、最後部には洗面台とトイレを併設した大型化粧室を備えています。また最前列の1席は業務用とされ、コーヒーメーカーなどが設置されているのも特徴です。
☆車両情報☆

・保有事業者 →滋賀中央観光バス
・登録番号  →滋賀230 あ 7788
・社内番号  →
・車種    →日野/SELEGA SHD
・形式    →PKG-RU1ESAA
・クーラー  →直結冷房(屋根上)
・車内仕様  →2列シート/後部化粧室
・用途    →貸切
・その他   →

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乗務員様のご厚意で車内も撮影させていただきました。
白をベースにした上品な雰囲気は前事業者からそのままで、頭上の荷物棚が無く広々とした印象ですね。照明類が非常に独特で、天井と足元の間接照明がバス車内とは思えない、ホテルのような空間を感じさせます。シートカバーは同社オリジナルのものに交換され、車両愛称にもなっている“Summit V.I.P.”の刺繍が入っています。

ヤサカ観光バス 3271

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ヤサカ観光バスが保有するNew GALA。

京都ヤサカ観光バス時代に導入された車椅子リフト装備の初代ガーラ気任垢、同社内から初代ガーラの置き換えが進められたのに合わせてとうとう新型ガーラに更新されました。大阪ヤサカ観光バス(現在の大阪支社)では一足早くPKG-代の新型ガーラでリフト車が在籍しましたが、京都ではようやくといった感じですね。

2016年式のQTG-規制車とみられ、ダッシュボード上には車線逸脱警報用の画像センサーが設置されています。車椅子リフトを装備するため電子制御サスペンション装備の標準仕様で、側窓はリフト部を除いて開閉可能なT字窓にグリーンガラスの組み合わせとなっています。ホイールはアルコア製10穴アルミを履いています。

車内は4列シート×縦11列の正席45+補助席8の53人乗り(乗員除く)と思われます。車両愛称は“GALA SUPER L53”となっており、撮影時のように車椅子での利用がある際には当該部分のシートを前方にスライドする形になります。おそらく後部サロンはなく、普段は修学旅行など一般車に混じって運用されるものと思われます。
☆車両情報☆

・保有事業者 →ヤサカ観光バス
・登録番号  →京都200 か 3271
・社内番号  →
・車種    →いすゞ/GALA HD
・形式    →QTG-RU1ASCJ
・クーラー  →直結冷房(屋根上)
・車内仕様  →4列シート/トイレなし
・用途    →貸切
・その他   →ホイールベース間車椅子リフト装備

海部観光 2000

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海部観光が保有するNew エアロクイーン。

同社が主催・運行を行っていた夜行ツアーバス時代にデビューした車で、かの有名な特別車“My Flora”に続く同社オリジナル仕様車です。愛称は“Repeat”と名付けられ、My Floraのピンク色に対して青色ベースのデザインを纏っています。同社の標準デザインを活かしつつ、地元アートディレクターがデザインしたものです。

2012年式のLKG-規制車で、フロントバンパー部には運転注意力モニター「MDAS-掘廚離潺蠻肇譟璽澄爾鬟プション装備しています。側窓は全固定+スモークガラスの組み合わせで、クーラーはデンソー製床下サブエンジン式を搭載です。ホイールは住金製10穴アルミを履き、後部屋根上にはリアスポイラーを装備しています。

車内もメーカー標準仕様を採用せず、オリジナルの大型シートを独立3列で21席配置しています。可動式の枕やフットレスト&レッグレスト、コンセントを備え、各座席を個別に仕切るカーテンも設置されています。最後部には全室タイプの化粧室を設置しており、トイレだけでなく洗面台や着替えも出来るスペースが確保されています。
☆車両情報☆

・保有事業者 →海部観光
・登録番号  →徳島200 う 2000
・車両愛称  →Repeat
・車種    →三菱ふそう/エアロクイーン
・形式    →LKG-MS96VP
・クーラー  →床下サブエンジン式
・車内仕様  →独立3列シート/後部化粧室
・用途    →乗合
・その他   →大阪府乗入規制適合車

南海バス ・163

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南海バスが保有するセレガR FD。

僚車には廃車も発生している同社のセレガRで、現在は何台が残っているのでしょうか。この車は空港営業所に新製配置され、空港リムジン用として使用されていましたが、堺南港線の開業に合わせて堺営業所へと移動してきました。希望ナンバーになっていますが、数字は新製時の払い出しナンバーをそのまま使用しています。

2001年式のKL-規制車で、先述のように新製登録は「和泉200か163」でした。その後「堺230あ163」を付けた後、再び一時的に和泉ナンバーに変わったのか、現在は平仮名が変わっています。屋根上搭載の直結式クーラーで、側窓は1~4番T字・5番固定+ブロンズガラスの組み合わせです。ホイールは住金製10穴アルミです。

車内は4列シートが並んでおり、公式側の後部にトイレを備えた中距離向けの仕様になっています。空港連絡車だった名残でトランクは横スライド式の扉を備え、新製時はSoraeのロゴとAirport Limousineの表記が入っていました。車内はそのままですが、乗降口には整理券発行機やICカード対応のカードリーダーが付いています。
☆車両情報☆

・保有事業者 →南海バス
・登録番号  →堺230 い ・163
・社内番号  →
・車種    →日野/セレガR FD
・形式    →KL-RU4FSEA
・クーラー  →直結冷房(屋根上)
・車内仕様  →4列シート/後部トイレ
・用途    →乗合
・その他   →

とさでん交通 ・302

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とさでん交通が保有するNew SELEGA。

土佐電鉄と高知県交通の合併後、新たにコーポレートカラーと塗装デザインも設定されたもののなかなか塗り替えが進みません。高速車については新車で導入された車にこそ施されていますが、従来車には新ロゴのステッカー貼り付けにとどまっている車がほとんどですね。この車は新カラーを纏う2台目の夜行高速仕様車です。

2015年式のQTG-規制車で、A09Cエンジン+7速MT搭載モデルです。夜行高速インターシティ仕様で、ダッシュボード上の車線逸脱警報の画像センサーからわかるように現行の最新モデルです。側窓部のアクセントピラー装着、側窓は全固定+スモークガラスの組み合わせとなっています。ホイールはアルコア製10穴アルミです。

車内は独立3列シート×正席29席、非公式側の中央部床下にトイレを備える標準的な仕様です。先に導入された「高知230あ301」とともに、内装の色合いを変えた大型シートを搭載しています。新車なので東京線“ブルーメッツ号”をメインに活躍しますが、撮影時は珍しく大阪線“よさこい号”の2号車で運用されていました。
☆車両情報☆

・保有事業者 →とさでん交通
・登録番号  →高知230 あ ・302
・社内番号  →
・車種    →日野/SELEGA HD
・形式    →QTG-RU1ASCA
・クーラー  →直結冷房(屋根上搭載)
・車内仕様  →独立3列シート/中央部床下トイレ
・用途    →高速
・その他   →床下乗務員仮眠室装備 

瀬戸内観光 ・521

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瀬戸内観光が保有するエアロクイーン供

本社は岡山県瀬戸内市に構え、大阪府堺市にも営業所を置く事業者です。黄色のベースカラーが非常によく目立ち、一部に白色ベースもいるもののこのカラーリングが標準のようです。バス事業から撤退した同県内の日生運輸(備前バス)とデザインが似ており、保有車両も一部が移籍しているようで何か関係があるのでしょうか。

2001年式のKL-規制車で、この車も備前バスで「岡山200あ7777」として活躍していた個体と思われます。ブルーベンドガラスの側窓が特徴で、窓割は1番と5番が固定・2~4番T字の組み合わせとなっています。クーラーは標準の三菱重工製床下サブエンジン式を搭載し、ホイールはアルコア製8穴アルミを履いています。

車内は4列シート×縦11列の正席45席、補助席の数と後部サロンの有無は不明です。シートモケットやサービスボックス周りなどの内装はもちろんのこと、乗降ドア下部のクリアパーツ化されたウインカーレンズも前事業者から変わっていません。後部屋根上にはオプションのリアスポイラーを装着しているのも特徴ですね。
☆車両情報☆

・保有事業者 →瀬戸内観光
・登録番号  →堺200 か ・521
・社内番号  →
・車種    →三菱ふそう/エアロクイーン
・形式    →KL-MS86MP
・クーラー  →床下サブエンジン式
・車内仕様  →4列シート/トイレなし
・用途    →貸切
・その他   →

エコロジャパン 8288

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エコロジャパンが保有するNew GALA。

知らない間に新車ばかりになった同社の保有車両で、それまで在籍が無かったいすゞの新型ガーラが一気に主力になっています。事業規模も大きくなっていると思われ、保有台数もかなり増えたのではないでしょうか。特に最近見かけるのは本社がある香川ナンバーの車より、画像の和泉ナンバーの車が圧倒的に多いですね。

2015年式のQTG-規制車とみられ、ダッシュボード上に車線逸脱警報の画像センサーが確認できることから各種安全装備が付いた現行モデルです。電子制御サスペンション非装備の廉価仕様で、側窓は1番のみ固定・2~5番T字+スモークガラスの組み合わせです。ホイールはアルコア製10穴アルミを履いています。

車内は4列シートが並んでおり、補助席アリ・後部サロン無しの定員重視仕様のようです。ベースカラーが純白ではなくパールホワイトに近く、少し光沢のある塗装になっているのが綺麗です。またフロントガーニッシュ部にはメッキパーツを装着、ハブカバやナットキャップも付いたホイールはピカピカに磨きこまれていました。
☆車両情報☆

・保有事業者 →エコロジャパン
・登録番号  →和泉230 あ 8288
・社内番号  →
・車種    →いすゞ/GALA HD
・形式    →QTG-RU1ASCJ
・クーラー  →直結冷房(屋根上)
・車内仕様  →4列シート/トイレなし
・用途    →貸切
・その他   →

関西空港交通 ・601

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関西空港交通が保有するNew SELEGA。

同社が昨年に導入した新車ですが、同社の12m車としては久しぶりのトイレなし車となったのが特徴です。関西空港から展望ホールを経由し、対岸のりんくうプレミアムアウトレットを結ぶ短距離路線“スカイシャトル”の専用車として導入されたためですが、片道20分弱・運賃200円なのでこのクラスの車両では破格といえる路線ですね。

2016年式のQRG-規制車で、おそらく同社のことなので高出力のE13Cエンジン+6速MT搭載車が選択されているはずです。フロントLEDオーナメントランプ装備の標準仕様ですが、側窓部にアクセントピラーはなく側窓は全T字+濃色グリーンガラスの組み合わせとなっています。ホイールは住金製10穴アルミを履いています。

車内は4列シート×縦12列の正席49席、補助席あり・トイレなしの定員重視仕様となっています。連番の僚車「和泉230あ602」も確認しており、他の新車と比べると側窓ガラスはスモークガラスではなく、シートモケットの色合いや乗降口のサービスボックス周りなども異なります。希望ナンバーの付番方法も変えられていますね。
☆車両情報☆

・保有事業者 →関西空港交通
・登録番号  →和泉230 あ ・601
・社内番号  →
・車種    →日野/SELEGA HD
・形式    →QRG-RU1ESBA
・クーラー  →直結冷房(屋根上)
・仕様    →4列シート/トイレなし
・用途    →リムジン
・その他   →
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