紀州観光が保有するエアロバス。
インバウンド事業の盛況に伴ってか、近年の車両の増車が目立つ事業者ですね。富士重工SVDのUFC車やボルボ アステローペなどの特殊車を保有しているのも特徴で、なかなか興味深いです。それらを除けば大型12m車は画像のMS8系エアロバスのほか、初代セレガFDとセレガR FDがいずれも中古転入車で在籍しているようです。
年式は不明ですがKL-規制車となる1台で、希望ナンバーでの登録となっています。フロントの社名表示窓は省略仕様なのが特徴で、側窓は1~4番T字・5番固定+グリーンガラスの組み合わせとなっています。クーラーはメーカー標準の三菱重工製床下サブエンジン式を搭載し、ホイールは住金製8穴アルミを履いています。
車内は4列シートが並んでいますが、補助席の数など詳しい配列は分かりません。公式側の後部にトイレを備えているのが特徴で、和歌山県の事業者らしい仕様ともいえますがこれは前事業者時代から装備していたもののようです。細かいところで言えば、側面後方の社名ロゴの書体が昔入った車とは少し変わっていますね。
☆車両情報☆ ・保有事業者 →紀州観光 ・登録番号 →和歌山230 あ ・370 ・社内番号 → ・車種 →三菱ふそう/エアロバス ・形式 →KL-MS86MP ・クーラー →床下サブエンジン式 ・車内仕様 →4列シート/後部トイレ ・用途 →貸切 ・その他 →