中国バスが保有するセレガFD。
近年、他社からの中古導入車が増えている同社の昼行高速車のラインナップ。導入元もさまざまですが、やはり近隣の四国地方の事業者からが多いようですね。元々、自社発注では存在しなかった初代セレガFDの高速車ですが、中古導入により現在は2台が活躍しています。このカラーリングとの組み合わせは新鮮ですね。
当車は2000年式のKC-規制車となり、ホイールベース短縮後・リアバンパー形状変更後の個体です。以前は四国交通で「徳島230あ・・50」のナンバーで活躍していたもので、2013年に転入しました。側窓は1番と5番が固定・2~4番T字+ブロンズガラスの組み合わせとなっており、ホイールは住金製10穴アルミを履いています。
車内は4列シートが並んでおり、公式側の後部にトイレを備える中距離向け高速仕様です。前事業者でも高速車だったことから車外・車内ともにほとんど手を加えられずに使用されています。強いて言えば側面の行先表示器は幕式からLED式に改造されていますが、細長い独特の形状がそのままなので出元が分かりやすいですね。
☆車両情報☆ ・保有事業者 →中国バス ・登録番号 →福山200 か ・537 ・社内番号 →H1337 ・車種 →日野/セレガFD ・形式 →KC-RU3FSCB ・クーラー →床下サブエンジン式 ・車内仕様 →4列シート/後部トイレ ・用途 →高速 ・その他 →