滋賀バスが保有するエアロクイーンM。
つい近年までは割と多く残っていた滋賀交通グループのエアロクイーンMも、今年6月の撮影時点ではこの車が最後の1台とのことでした。当ブログではこれまで「滋賀22き189」・「同247」・「滋賀200か300」と形態の異なる3台の同型車を掲載しましたが、グループ全体からMS7系エアロシリーズが全廃となる日も近いのでしょう。
1991年式のU-規制車で、車内に残っていた車輪止めから新製は名古屋滋賀交通で「名古屋22か6396」だったようです。側窓は窓割が特徴的な1~3番T字・4番と5番が固定+濃色ブロンズガラスの組み合わせで、クーラーはMS7系では珍しいデンソー製床下サブエンジン式を搭載です。ホイールは8穴スチールを履いています。
車内は4列シート×縦11列の正席45+補助席8で合計53席、後部2列には回転式サロンを備える仕様です。“Escprt 53”の愛称表記が描かれていますが、今となっては表記が入っている車のほうが少なくなってきました。撮影時の状態が御覧の通りなので稼働の機会は言うまでもなくですが、車内は照明類も点灯し立派な内装でした。
☆車両情報☆ ・保有事業者 →滋賀バス ・登録番号 →滋賀200 か ・536 ・社内番号 → ・車種 →三菱ふそう/エアロクイーンM ・形式 →U-MS729S ・クーラー →床下サブエンジン式 ・車内仕様 →4列シート/トイレなし ・用途 →貸切 ・その他 →