いわくにバスが保有するセレガFD。
過去にも当ブログで初代セレガFDの高速車を記載したことがある同社ですが、こちらはまた仕様が違う1台です。この車も岩国市交通局からの引継車で、その当時から山口県の観光名所となる秋の錦帯橋のラッピングを施しています。綺麗なデザインですがボディ裾部のラッピングが一部剥がれかけているのが残念です…。
1996年式のKC-規制車で、ホイールベース短縮後・リアバンパーの形状変更後のモデルとなります。新製時は貸切車として活躍していたものですが、外観に大きな変化はありません。乗降ドアは折戸、側窓は全て引き違い式のメトロ窓+濃色ブロンズガラスというのが特徴的な外観で、ホイールは住金製10穴アルミを履いています。
車内は4列シート×縦11列の正席45席、補助席の数は不明で後部サロンはなさそうです。行先表示に関してはフロントは団体名指しに、側面は乗降ドア脇にステッカーにて表記されています。トイレもなく、広島⇔岩国・錦帯橋を結ぶ短距離の昼行路線で活躍中です。この路線、同社の車だけでも様々な車種が来るので興味深いです。
☆車両情報☆ ・保有事業者 →いわくにバス ・登録番号 →山口22 う 3170 ・社内番号 → ・車種 →日野/セレガFD ・形式 →KC-RU3FSCB ・クーラー →床下サブエンジン式 ・車内仕様 →4列シート/トイレなし ・用途 →高速 ・その他 →