下津井電鉄が保有するセレガGD。
同社に残る初代セレガGDの夜行高速車のうちの1台です。現在この車は岡山⇔福岡の“ペガサス号”において、両備バスが1号車を務める日の2号車として稼働することが多いようです。公式側の側面後方、仮眠室窓から後ろの部分からロゴ・デザインの赤色が他の部分より濃くなっており、どうしてなのか気になりますね。
1999年式のKC-規制車で、ホイールベース短縮後・リアバンパー形状変更後のモデルになります。夜行高速インターシティ仕様ということで床下トランク部に交代乗務員仮眠室を備え、側窓は全固定+濃色ブロンズガラスの組み合わせです。クーラーはデンソー製床下サブエンジン式、ホイールは住金製10穴アルミを履いています。
車内は独立3列シート×29席(最後列のみ4席)、非公式側の中央部床下にトイレを備える一般的な夜行仕様となります。元々東京線“ルミナス号”の専用車として導入され、本務車から引退後もしばらくは繁忙期の続行便に入っていましたが最近はさすがにそれもないようです。ただ、年式の割に外観は綺麗に保たれていますね。
☆車両情報☆ ・保有事業者 →下津井電鉄 ・登録番号 →岡山200 か ・・83 ・社内番号 →H955 ・車種 →日野/セレガGD ・形式 →KC-RU4FSCB ・クーラー →床下サブエンジン式 ・車内仕様 →独立3列シート/中央部床下トイレ ・用途 →高速 ・その他 →床下乗務員仮眠室装備