楽喜交通が保有する富士重工21M スペースアロー。
近年インバウンド専門の事業者として登場し、車両は他社からの中古転入車ばかりで面白い車を揃える事業者です。当ブログでもセレガR FDやMS7系エアロバス(Qv.)を掲載したことがあり、カラーリングは車両によってバラバラです。この車は真っ青1色に塗られた富士重工21Mで、社名表記はボディ後部裾に入っているだけです。
この車種と特徴的な側面の行先表示器跡などから東京空港交通から転入した個体となります。現事業者に転入し現在のナンバーになる前に一時的に「松本200か1055」の登録番号を付けていたこともあるようで気になりますね。側窓は1~4番T字・5番固定+グリーンガラスの組み合わせ、ホイールは住金製8穴アルミを履いています。
車内は4列シートが並んでおり、公式側後部のトイレとシートモケットは前事業者時代のままで残っています。その他にも床下トランクの専用鍵穴や公式側後方裾の排熱用ルーバーなど、東京空港交通独自の改造が随所にみられ出元の特定は容易です。なお社名表記の下にある小さな「D-6」の記号は社番なのか…?
☆車両情報☆ ・保有事業者 →楽喜交通 ・登録番号 →成田200 か 1021 ・社内番号 →D-6 ・車種 →日産ディーゼル/富士重工21M スペースアロー ・形式 →KL-RA552RBN ・クーラー →直結冷房(屋根上) ・車内仕様 →4列シート/後部トイレ ・用途 →貸切 ・その他 →大阪府乗入規制適合車