東亜観光が保有する西工ネオロイヤル92MC C-機
同社に転入してから長らく撮りたいと思っていた個体です。ようやく撮影できたかと思ってナンバーを見てびっくり、袖ヶ浦登録に変わっていました。他の同社の車両も和泉ナンバーから袖ヶ浦ナンバーに変更されているのを確認しており、いつの間にか拠点が移ったのでしょうか。いずれにせよ和泉ナンバー時代は撮れずでした…。
1998年式のKC-規制車とみられ、カラーリングも明らかなように元は関西空港交通でリムジンバスとして活躍していた個体です。シャーシは日産ディーゼル、クーラーは屋根上直結式のデンソー製で、側窓は1~4番T字・5番のみ固定+濃色ブロンズガラスの組み合わせです。ホイールは住金製10穴アルミを履いています。
車内は4列シートが並んでおり、公式側の後部にはトイレを備えています(おそらく使用不可)。乗降ドア脇の側面の行先表示器の跡を楕円形の鉄板で塞ぐのは同社のお家芸とも呼べる処置で、非常に独特ですね。元々が空港リムジン車として3スパン分の床下トランクを備えているので、インバウンド輸送にはぴったりでしょうね。
☆車両情報☆ ・保有事業者 →東亜観光 ・登録番号 →袖ヶ浦200 か 1189 ・社内番号 → ・車種 →日産ディーゼル/西工ネオロイヤル92MC C- ・形式 →KC-RA531RBN ・クーラー →直結冷房(屋根上) ・車内仕様 →4列シート/後部トイレ ・用途 →貸切 ・その他 →大阪府乗入規制適合車