HKBが保有するエアロクイーン機
日野車が保有車両の大半を占める同社においては少数派となる三菱ふそう車です。さらに当車については外観にも特徴があり、一見すれば普通の夜行高速車からの転用車かと思いきや、床下トランク部の仮眠室明かり取り窓の位置が標準とは違うのが特徴です。現在は車内も含め完全な貸切仕様に改造されているようです。
年式は不明ですが、フロントバンパーの形状からU-規制車となる1台です。特徴ある仕様ですが出元は不明、先述のように夜行高速ハイウェイライナー仕様だった1台かと思われます。側窓は全固定+濃色ブロンズガラスの組み合わせとなっており、クーラーは三菱重工製床下サブエンジン式、ホイールは住金製8穴アルミです。
車内は4列シートに改造されていますが、縦10列でゆったりめのシートピッチが特徴でしょうね。トイレなどは改造時に撤去されたものと思われ、後部回転サロンなどもなさそうです。ここ最近は富士重工21Sが入ったりいすゞの初代ガーラが入ったりと、様々なモデルの転入が目立つ同社だけに、次に何が入るかも楽しみです。
☆車両情報☆ ・保有事業者 →HKB ・登録番号 →函館200 か ・677 ・社内番号 →NO.508 ・車種 →三菱ふそう/エアロクイーン ・形式 →U-MS821P ・クーラー →床下サブエンジン式 ・車内仕様 →4列シート/トイレなし ・用途 →貸切 ・その他 →