北海道観光バスが保有するエアロクイーン機
札幌⇔函館を結ぶ“函館特急ニュースター”号の専用車ですが、この路線の専用車も入れ替わりが激しいですね。また運行開始当初の北海道バスの単独運行から、画像の北海道観光バスとの共同運行へと運行形態も変わっており段々とややこしくなってきた感も否めません。一方でこれからどんな車両が入るかも注目ですね。
2006年式のPJ-規制車で、相鉄バスが新製導入した後、千博キャリーネットに移籍し主に夜行ツアーバスで使用されていました。夜行高速ハイウェイライナー仕様で、側窓は全固定+グリーンガラスの組み合わせ、クーラーはデンソー製床下サブエンジン式を搭載です。ホイールはトピー工業製10穴スチールを履いています。
車内は独立3列シート×29席のみ、非公式側の中央部床下にトイレを備える夜行仕様は新製時から変わりません。前事業者時代に関西を起点に関東・九州方面へ連日往復していたことを考えれば、年式に対してかなり走行距離は嵩んでいるものと思われ、さらに今後は北海道という過酷な環境では先は長くないかもしれませんね。
☆車両情報☆ ・保有事業者 →北海道観光バス ・登録番号 →函館230 あ ・996 ・社内番号 →81F92-996ST ・車種 →三菱ふそう/エアロクイーン ・形式 →PJ-MS86JP ・クーラー →床下サブエンジン式 ・車内仕様 →独立3列シート/中央部床下トイレ ・用途 →乗合 ・その他 →床下乗務員仮眠室装備