日本交通が保有するエアロバス。
同社が運行しているなんばO-CAT⇔関西空港を結ぶ空港リムジンバスは、開設当初からエアロミディやセレガR FCといった中型・大型9m車が運用されてきました。しかしながら、近年は利用者数の増加があってか大型12m車の充当が増えており、新車導入は無いものの一部の貸切車が路線化改造を受けて使用されています。
2003年式のKL-規制車で、公式側のリアオーバーハング部に車椅子リフトを備えた貸切車として導入された特徴的な個体です。クーラーは屋根上搭載のデンソー製直結式を採用、側窓は1番と5番が固定・2~4番T字+ブロンズガラスの組み合わせとなっています。ホイールはトピー工業製エクスモードの8穴アルミを履いています。
車内は4列シートが並んでおり、補助席の設定もあるかと思います。最後部に車椅子リフトがあり、その部分は現在も座席は無くリフトが生きているようです。リムジン車への転用にあたっては、カラーリングこそそのままですがフロントの社名表示窓部にLED式行先表示器が設置されたほか、3桁の社番も変更されています。
☆車両情報☆ ・保有事業者 →日本交通 ・登録番号 →なにわ200 か ・495 ・社内番号 →960 ・車種 →三菱ふそう/エアロバス ・形式 →KL-MS86MP ・クーラー →直結冷房(屋根上搭載) ・車内仕様 →4列シート/トイレなし ・用途 →リムジン ・その他 →後部車いすリフト装備