広島交通が保有するエアロバス。
広島県下の5社で共同運行となっている広島空港リムジンバスの専用車で、カラーリングも各社共通のデザインを纏っています。ただ5社の間で車種は様々なのが面白いところで、今でこそセレガーラかエアロエースのいずれかになってしまったものの、それまでの車は細部を含めバラエティに富んでおり撮影していても楽しいです。
2007年式のPJ-規制車で、当モデルよりメーカー設定となった空港路線仕様“エアポートライナー”がベースと思われ、屋根上搭載の直結クーラーと3スパンの床下トランクが特徴です。側窓は1~4番T字・5番のみ固定+濃色グリーンガラスの組み合わせ、ホイールはトピー工業製エクスモードの8穴アルミを履いています。
車内は4列シートが並んでおり、近距離路線のためトイレの装備はありません。また、3スパンの床下トランクにもかかわらず公式側前方にも荷物置き場が設置されているのが特徴です。行先表示はLED式、後部屋根上にはオプションでリアスポイラーも付いています。同社のリムジンバス専用車の中でも希少な車種だと思われます。
☆車両情報☆ ・保有事業者 →広島交通 ・登録番号 →広島200 か ・991 ・社内番号 →795-75 ・車種 →三菱ふそう/エアロバス ・形式 →PJ-MS86JP ・クーラー →直結冷房(屋根上搭載) ・車内仕様 →4列シート/トイレなし ・用途 →リムジン ・その他 →