杉崎観光バスが保有するエアロエース。
以前運行していた“STSライナー”に代わり、杉崎観光バスが自社主催で新高速乗合バス制度施行後に運行している都市間高速バスです。注目すべきはその運行形態で、東京⇔大阪⇔鳥取という他に例を見ない興味深い路線を、前者を夜行便・後者は昼行便としており、各地点間だけでなく乗り通しての利用も可能になっています。
2014年式のQRG-規制車で、当該路線用に導入された自社発注の新車です。この高速バス用に新しいカラーリングを纏っており、側窓は全固定+スモークガラスの組み合わせとなっています。クーラーはデンソー製直結式を屋根上に搭載、ホイールはアルコア製10穴アルミを履き、後部屋根上にはリアスポイラーも付いています。
車内は4列シート×縦11列の正席44席のみ、トイレなしの至ってスタンダードな仕様です。連番の同型車である「多摩200か2698」と往復便の運行を担当し、違う便ではヒュンダイ ユニバースも活躍しています。個人的にはこのカラーリングがお気に入りで、全固定の側窓と相まってカッコいい1台だと思うので、撮りたい車でした。
☆車両情報☆ ・保有事業者 →杉崎観光バス ・登録番号 →多摩200 か 2697 ・社内番号 → ・車種 →三菱ふそう/エアロエース ・形式 →QRG-MS96VP ・クーラー →直結冷房(屋根上搭載) ・車内仕様 →4列シート/トイレなし ・用途 →乗合 ・その他 →