本四海峡バスが保有する西工ネオロイヤル92MC C-機
今やエアロエースの新車がかなり増え、世代交代が進んだことでそれ以前の車両をめっきり見かけなくなった同社の車両。KC-代については全廃もしくは残っていてもごくわずか、KL-代が古参車の部類に入りそうです。そんな中この車も今となっては現役かどうか怪しい個体で、貴重な西工車の生き残りなのですがどうでしょうか。
2001年式のKL-規制車で、新製時は「徳島200か85」の登録で同社の徳島営業所に配置された1台です。2009年に神戸ナンバーへ登録変更され、シャーシは日産ディーゼル、側窓は標準サイズで1~4番T字・5番固定+ブロンズガラスの組み合わせとなっています。ホイールは新製時から変わらず住金製8穴アルミを履いています。
車内は4列シートが並んでおり、公式側の後部にはトイレを備えた中距離向けの昼行高速仕様です。新製時には方向幕だった行先表示については前・側面ともにLED表示器に改造されていますが、それ以外は新製時とほぼ変わらない外観です。新製時は大阪にも顔を出していましたが、撮影時は三宮発着の路線で運用されていました。
☆車両情報☆ ・保有事業者 →本四海峡バス ・登録番号 →神戸200 か 3093 ・社内番号 →N0101 ・車種 →日産ディーゼル/西工ネオロイヤル92MC C- ・形式 →KL-RA552RBN ・クーラー →床下サブエンジン式 ・車内仕様 →4列シート/後部トイレ ・用途 →高速 ・その他 →