帝産観光バス滋賀が保有するエアロエース。
同社にこんな新車が入っているとは知らず驚かされた1台です。先月納車されたばかりの車で、同じカラーを纏う帝産観光バスには導入されていない屋根上搭載の直結式クーラーを採用した仕様が目を引きます。昨冬に一足先に中古導入された同じ仕様のLKG-規制車に続き、この春に自社発注で本格採用となったもののようです。
2015年式のQRG-規制車で、開口部が大きくなった公式側後方のルーバーが最近導入された新車の証です。連番の「滋賀200か1043」と2台が同時に導入され、クーラーは先述のようにデンソー製の屋根上直結式です。側窓は1~4番T字・5番固定+スモークガラスの組み合わせで、ホイールは住金製10穴アルミを履いています。
車内は4列シート×縦11列の正席45+補助席8で合計53席、後部2列が回転式サロンとなる仕様です。帝産観光バス本体の同型車とはシートモケットとシートカバーが異なる他、住金製アルミホイールの装着も見られません。またエージェント名を表示するためのLED表示器を社名表示窓に装備するのも滋賀帝産の伝統ですね。
☆車両情報☆ ・保有事業者 →帝産観光バス滋賀 ・登録番号 →滋賀200 か 1044 ・社内番号 → ・車種 →三菱ふそう/エアロエース ・形式 →QRG-MS96VP ・クーラー →直結冷房(屋根上搭載) ・車内仕様 →4列シート/トイレなし ・用途 →貸切 ・その他 →