ジェイ・アール北海道バスが保有するエアロクイーン機
同社では唯一の車いすリフト装備車として活躍する貸切登録のエアロクイーン気如∨椽から転入した中古導入車となります。元々は川崎鶴見臨港バスの「川崎88か4114」として新製された個体で、現在の事業者では2ナンバーでの登録になっています。外観ではフロントの社名表示窓を設置する改造を受けているのが特徴です。
1998年式のKC-規制車で、乗降ドアにはガイド用の開閉窓を備えているのが目立ちます。側窓は同社では珍しいブルーベンドガラスを採用、窓割はリフトを装備する5番部分を除き開閉可能なT字窓になっています。クーラーは三菱重工製床下サブエンジン式、ホイールはトピー工業製エクスモードの8穴アルミを履いています。
車内は4列シートが並んでおり、補助席も含めると乗客定員50名となるようです。当然同社の中では希少な存在でなかなか出会うこともないと思われますが、個人的には同じく唯一の存在であるセレガR GDが撮影したいところ。現在の会社へは2009年の転入で、既に新製から17年を迎える古参車ですが、しばらくは現役でしょうか。
☆車両情報☆ ・保有事業者 →ジェイ・アール北海道バス ・登録番号 →札幌200 か 2569 ・社内番号 →744-8803 ・車種 →三菱ふそう/エアロクイーン ・形式 →KC-MS822P ・クーラー →床下サブエンジン式 ・車内仕様 →4列シート/トイレなし ・用途 →貸切 ・その他 →後部車椅子リフト装備