土佐電ドリームサービスが保有していたブルーリボンFS。
2013年に導入されたQRG-代のエアロエース(高知230あ801)に置きかえられる形で、現在は廃車となってしまった1台です。同社では比較的末期まで空港リムジンバス用として残ったRU6系ブルーリボンで、非常に貴重な「高22か」ナンバーで登録されていた個体でした。廃車までの晩年は航空会社のラッピングが施されていました。
1987年式のP-規制車で、元々は貸切車として導入後に乗合転用されたものです。少し全高の低いFSモデルで、四国の車らしく全長11.5mボディを採用しているのも特徴です。側窓は1番と5番が固定・2~4番は引き違い式のメトロ窓+ブルーベンドガラスという独特の組み合わせ、ホイールは8穴スチールを履いています。
車内は4列シート×縦11列の正席45+補助席10で55人乗り(乗員除く)、後部サロン無しのシンプルな仕様です。空港リムジン路線で活躍していたこともあり、フロントとサイドにはサボ式の行先表示が付いていました。ちなみにこのラッピング、関西圏では大阪空港交通にも施されたもので、逆サイドは全く違うデザインでした。
☆車両情報☆ ・保有事業者 →土佐電ドリームサービス ・登録番号 →高22 か 1008 ・社内番号 → ・車種 →日野/ブルーリボンFD ・形式 →P-RU637BB ・クーラー →床下サブエンジン式 ・車内仕様 →4列シート/トイレなし ・用途 →乗合 ・その他 →