本四バス開発が保有するセレガGJ。
全国的に珍しい初代セレガGJの高速車、さすがに新製時からこの姿で活躍するものは少なく、この車も関西圏の貸切事業者で使用されていた貸切車からの転用改造です。2分割されたフロントガラスの上部内側に取り付けられた行先方向幕をみると設置には苦労したことが想像され、このモデルらしい特徴ともいえるでしょうか。
1992年式のU-規制車で、ホイールベース短縮前・リアバンパー形状変更前の初期モデルです。京阪国際観光自動車が新製後にしまなみバス開発(愛媛200か41)へと移籍、その後に同社へ転入しています。側窓は1~4番T字・5番固定+ブロンズガラスの組み合わせとなっており、ホイールは住金製10穴アルミを履いています。
車内は4列シートが並んでおり、新製時から変わらない赤色のシートモケットが特徴的です。また公式側後部にあるトイレも貸切車時代からの装備で、しまなみバス開発時代には既に高速バスとして使用されていました。現在は広島⇔尾道・因島を結ぶ“フラワーライナー”の専属で、数少なくなった専用カラーを纏っています。
☆車両情報☆ ・保有事業者 →本四バス開発 ・登録番号 →福山200 か ・・69 ・社内番号 → ・車種 →日野/セレガGJ ・形式 →U-RU2FTAB ・クーラー →床下サブエンジン式 ・車内仕様 →4列シート/後部トイレ ・用途 →高速 ・その他 →