WILLER EXPRESSが保有するエアロキング。
自社発注にて導入したエアロキングは順次レストランバスへの改装が進められる中、高速路線用として最後まで残っていた1台です。ハイデッカー車が着実に新車への更新が進む中、代替車種が無くWILLER EXPRESS内でも古参車となっていたエアロキングは夜行運行からは引退し、新たな用途で活躍を続けることになりました。
2009年式のBKG-規制車で、同期導入の僚車「堺200か・244」については一足先にレストランバスへと改造されています。夜行ツアーバス時代に導入されて以来、社内移動や登録変更もなく活躍を続ける1台でした。2階フロントガラスのワイパーは装備せず、ホイールはトピー工業製新型エクスモードの10穴アルミを履いています。
車内は1階席が独立2列シートの“エグゼクティブ”、2階席については独立3列シートで“スリーパー”のシート名でそれぞれ販売されていました。1階部分にはトイレを備え、導入当初は女性専用車として「PRIMA」の愛称があった車です。今回のエアロキング運行終了に伴って、前述のシート2種類についても消滅となります。
☆車両情報☆ ・保有事業者 →WILLER EXPRESS ・登録番号 →堺200 か ・243 ・社内番号 → ・車種 →三菱ふそう/エアロキング ・形式 →BKG-MU66JS ・クーラー →サブエンジン式 ・車内仕様 →2階席→独立3列シート 1階席→独立2列シート/1階トイレ ・用途 →乗合 ・その他 →