両備バスが保有するエアロエース。
先に当ブログで掲載済みの「岡山200か1116」と同期導入となる1台ですが、こちらはMS9系高速車では唯一の床下サブエンジン式クーラーなのが特徴です。試験的な意味合いや、また直結冷房車との比較目的だったものと推測されますが、最近の新車も屋根上搭載の直結式になっているところをみると結果は明らかでしょうか。
2011年式のLKG-規制車で、連番の僚車とともに2台が岡山営業所に配置されました。側窓は全固定+スモークガラスの組み合わせとなっており、クーラーは冒頭で述べたようにBKG-代のエアロエースを含めても唯一のデンソー製床下サブエンジン式を搭載です。ホイールはトピー工業製・新型エクスモードの10穴アルミです。
車内は4列シート×正席38席のみ、全固定窓の側窓の関係もあり補助席はありません。公式側の後部にトイレを備え、その脇にサービスコーナーがあるなど、車内仕様は他車と共通です。新製以来、あまり関西方面への路線には入らない印象があり、中国方面や四国方面での昼行路線で運用されている事が多いような気がします。
☆車両情報☆ ・保有事業者 →両備バス ・登録番号 →岡山200 か 1115 ・社内番号 →F1102 ・車種 →三菱ふそう/エアロエース ・形式 →LKG-MS96VP ・クーラー →床下サブエンジン式 ・車内仕様 →4列シート/トイレなし ・用途 →貸切 ・その他 →