札幌バスが保有するセレガGJ。
かつては三洋観光バスの名で営業していたものが、2011年に大阪バスグループ傘下に入ったことで社名変更され現在に至ります。保有車両については前事業者の車をほぼそのまま引き継ぐ形で、カラーリングもグループ共通塗装ではなく画像のように前事業者のデザインをベースに社名ロゴのみ変更した姿で活躍しています。
この車は1998年式のKC-規制車で、ホイールベース短縮後・リアバンパー形状変更後のモデルとなります。三洋観光バスの自社発注車で、前事業者が好んでいた仕様として全固定+ブロンズガラスの組み合わせの側窓が特徴です。クーラーはメーカー標準のデンソー製床下サブエンジン式、ホイールはアルコア製10穴アルミです。
車内は4列シート×縦11列の正席45席のみ、側窓は全固定となっている関係もあり補助席の設定はありません。当車はかつて全体にラッピングが施されて走っていたこともあり、連番の同型の僚車も在籍します。経年によるものかボディの痛みが目立つのが非常に残念ですが、ボディ裾部のHinoBodyの銘板は貴重なアイテムです。
☆車両情報☆ ・保有事業者 →札幌バス ・登録番号 →札幌22 か 3139 ・社内番号 → ・車種 →日野/セレガGJ ・形式 →KC-RU4FSCB ・クーラー →床下サブエンジン式 ・車内仕様 →4列シート/トイレなし ・用途 →貸切 ・その他 →