神戸フェリーバスが保有するエアロエース。
なかなか撮影機会の無い同社の貸切車で、社名にもある神戸の各港と主要駅を結ぶフェリー連絡バスを運行する事業者としてのイメージが強いですね。車両のカラーリングについても路線車については青と白を用いていますが、貸切車は黄緑色がベースで全く異なるデザインです。かつては高松への高速バスも運行していました。
2008年式のBKG-規制車で、自社発注で2台が導入されたMS9系エアロエースです。記事執筆時点でも同社の貸切車としては最新で、側窓は1~4番T字+スモークガラスの組み合わせとなっています。クーラーは三菱重工製床下サブエンジン式を搭載し、ホイールはトピー工業製エクスモードの8穴アルミを履いています。
車内は4列シート×縦11列の正席45+補助席10の55人乗り、トイレや後部サロンはなくシンプルな仕様です。冒頭で書いた高速バスとしての使用も考えられていたため、フロントの社名表示窓にLED表示器を搭載しているのが特徴です。大型12m車は数少ない存在で、PJ-代のMS8系エアロバスもまだいるのでしょうか。
☆車両情報☆ ・保有事業者 →神戸フェリーバス ・登録番号 →神戸200 か 2693 ・社内番号 → ・車種 →三菱ふそう/エアロエース ・形式 →BKG-MS96JP ・クーラー →床下サブエンジン式 ・車内仕様 →4列シート/トイレなし ・用途 →貸切 ・その他 →