三球観光が保有するエアロエース。
かつては夜行ツアーバスでもよく姿を見たものの、いまはインバウンド輸送で見る機会が増えました。着々と新車も増えており、近年はエアロエースばかりが導入されています。カラーリングは最近はMS9系シリーズについてはこのデザインに落ち着いたようで、不思議な愛称表記も健在、今回は鳥のイラストまで付いています。
最近発売されたばかりの2015年式の最新モデルで、排ガス記号はQRG-のままですが、これまでの個体と違い公式側後方のルーバーの開口部が若干大きくなっているのが識別点です。側窓は1~4番T字・5番固定+スモークガラスの組み合わせ、クーラーは床下搭載の直結式、ホイールはアルコア製10穴アルミを履いています。
車内は4列シート×縦12列の正席49+補助席8で乗客定員57人、後部サロンなどはありません。今回の新車からメーカー標準でプラズマクラスターイオン発生器を装備し、室内照明がLEDになっているのが特徴です。2月登録ですが、既に同社の公式ホームページに掲載済で、同じエアロエースでも微妙に車内仕様が違います。
☆車両情報☆ ・保有事業者 →三球観光 ・登録番号 →広島230 く ・817 ・車両愛称 →鳳凰 ・車種 →三菱ふそう/エアロエース ・形式 →QRG-MS96VP ・クーラー →直結冷房(床下搭載) ・車内仕様 →4列シート/トイレなし ・用途 →貸切 ・その他 →