トラベル観光バスが保有する西工ネオロイヤル92MC C-機
昨年冬に同社の保有車両に加わった同社初の西工ボディ架装車で、現在でも未だに唯一の存在です。他の車両とは違う薄いシャンパンゴールドをベースにしたカラーリングを纏っており、独特の外観がひときわ目立ちます。その特徴的な外観からも分かるように、転入前は関西圏の事業者で高速車として活躍していた個体です。
2001年式のKL-規制車で残されたステッカー類などから「大阪200か617」として新製登録された個体かと思われます。三菱ふそうシャーシに架装された98MCタイプで、側窓は全固定+ブロンズガラスの組み合わせとなっているのが特徴です。クーラーは三菱重工製床下サブエンジン式、ホイールは住金製8穴アルミを履いています。
車内は4列シートが並んでおり、正席40席のみの仕様です。公式側の後部には新製時からのトイレが残っていますが、使用はできないでしょう。フロントの社名表示窓はプレートで塞がれ、サイドのものは綺麗に埋められています。また屋根肩部にあったマーカーランプは撤去され、乗降口の整理券発行機もなくなっていますね。
☆車両情報☆ ・保有事業者 →トラベル観光バス ・登録番号 →和歌山200 か ・662 ・社内番号 → ・車種 →三菱ふそう/西工ネオロイヤル92MC C- ・形式 →KL-MS86MP ・クーラー →床下サブエンジン式 ・車内仕様 →4列シート/後部トイレ ・用途 →貸切 ・その他 →大阪府乗入規制適合車