JR四国バスが保有するエアロエース。
同社の夜行高速車の中では最新車に当たる1台で、今年春にデビューした新車です。これまでエアロキングが主力を担っていた東京方面への夜行路線は、エアロキングの経年が進んでいるからかハイデッカーのエアロエースへ置き換えられるようです。関西方面への路線に使用される車も含めるとかなりの台数になりそうです。
2017年式のQTG-規制車で、ダッシュボード上の車線逸脱警報用の白線認識カメラの形状が変わってからのモデルです。夜行高速仕様となっているため、床下トランク部に交代乗務員のための仮眠室を備えています。側窓は全固定+スモークガラスの組み合わせとなっており、ホイールは住金製10穴アルミを履いています。
車内は独立3列シートが並び、非公式側の中央部床下にトイレを備えた標準的な夜行仕様です。ただしシートはやはり同社オリジナルの形状のものを搭載しているようで、シートモケットを含めこれまでの同型車とはまた違う車内になっています。乗降口のサービスボックスも茶色の壁紙が貼られており、少し趣が違いますね。
☆車両情報☆ ・保有事業者 →JR四国バス ・登録番号 →愛媛230 あ 7901 ・社内番号 →674-7901 ・車種 →三菱ふそう/エアロエース ・形式 →QTG-MS96VP ・クーラー →直結冷房(屋根上搭載) ・車内仕様 →独立3列シート/中央部床下トイレ ・用途 →高速 ・その他 →床下乗務員仮眠室装備