北都交通が保有する富士重工21M スペースアロー。
昨夏の渡道時には少数の存在でほぼ見かけることの無かった同社の富士重工21Mですが、今年になって急増していました。いずれも東京空港交通で活躍していた個体で、車によって転入時の改造内容も違うようで興味深いです。カラーリングは同社の標準デザインを纏っており、空港リムジン用ということでロゴが入っています。
2001年式のKL-規制車と推測で、日産ディーゼルシャーシに架装のKL-規制車です。先述のように前事業者でも空港リムジンバスとして使用されていた個体のため、屋根上搭載の直結式クーラーと3スパントランクを備えています。側窓は1~4番T字・5番固定+グリーンガラスの組み合わせで、ホイールは8穴アルミを履いています。
車内は4列シートが並び、公式側後部にはトイレを備えています。最前列シートを荷物置き場とし、トイレは使用停止扱いとするのが同社の標準ですね。また、前後でメーカーの違うアルミホイールを履くのもお馴染みでしょうか。元々装備していた側面の行先表示器は使用せず、前面ともにサボ式での対応になっています。
☆車両情報☆ ・保有事業者 →北都交通 ・登録番号 →札幌200 か 4585 ・社内番号 → ・車種 →日産ディーゼル/富士重工21M スペースアロー ・形式 →KL-RA552RBN ・クーラー →直結冷房(屋根上) ・車内仕様 →4列シート/後部トイレ ・用途 →リムジン ・その他 →