白老観光バスが保有する富士重工17S スペースウィングSW-機
北海道白老郡に本社を置く事業者で、インバウンドを中心によく見かけます。新型セレガ&ガーラといった新車が導入されている一方、富士重工ボディを架装した転入車も数多く活躍しているのが興味深いです。特に富士重工17Sボディは複数台が導入され、出元もさまざまなので車両仕様やカラーリングが違う個体が見られます。
年式は不明、ヘッドライト形状とリアの灯具配置からKC-規制の日産ディーゼルシャーシに架装された車です。カラーリングは前に在籍していた千葉県の事業者のデザインがベースで、側窓は屋根肩部が曲面になったブルーベンドガラスに全T字窓の組み合わせとなっています。ホイールはアルコア製10穴アルミを履いています。
車内は4列シート×縦12列の正席49席、補助席の数は不明ですが後部サロンはありません。赤と青のモケットのシートが並ぶ内装は西武グループが新製事業者だったことを物語っていますね。「白老」の大きなロゴと2色のグリーンのラインが入ったこのデザイン、意外に違和感なく仕上がっているように思え個人的には好みです。
☆車両情報☆ ・保有事業者 →白老観光バス ・登録番号 →室蘭200 か ・904 ・社内番号 → ・車種 →日産ディーゼル/富士重工17S スペースウィングSW- ・形式 →KC-RA550RBN ・クーラー →床下サブエンジン式 ・車内仕様 →4列シート/トイレなし ・用途 →貸切 ・その他 →