とさでん交通が保有するエアロバス。
会社統合後も高知県交通時代のカラーリングを維持して活躍を続ける1台。個人的にはずっと撮りたかった車で、以前掲載した西工ネオロイヤル92MC SD-と同時に阪急バスから転入してきたものです。高知県交通のカラーに純正のMS8系ボディとの組み合わせは、後にも先にもこの車が唯一となり非常に貴重な存在です。
1998年式のKC-規制車で、元は「大阪22あ7862」のナンバーでした。2009年に高知県交通に転入、現在のカラーに塗り替えられ、新会社にも引き継がれました。側窓は1番と5番が固定・2~4番T字+ブロンズガラスの組み合わせ、クーラーは三菱重工製床下サブエンジン式です。ホイールは住金製8穴アルミを履いています。
車内は4列シートが並び、公式側後部にトイレを備える仕様は前事業者時代から変わっていません。新製時から側面に行先方向幕を装備していましたが、現在の会社では使用されずプレートを差し替える方式になっていますが、転入時から徳島線で固定のようです。ヘッドライト周りの黒塗りがなんとも違和感を覚える仕上がりです…。
☆車両情報☆ ・保有事業者 →とさでん交通 ・登録番号 →高知230 あ ・197 ・社内番号 → ・車種 →三菱ふそう/エアロバス ・形式 →KC-MS829P ・クーラー →床下サブエンジン式 ・車内仕様 →4列シート/後部トイレ ・用途 →高速 ・その他 →