つばさ交通が保有する富士重工17S スペースウイングSW-機
鮮やかなイエローのベースカラーが目を引く同社のバスですが、新型セレガが主力と思われる中にあって数少ない古参車でしょうか。保有車両の陣営が分からないだけに、他にも古参車がいるのかも気になります。また同社における日産ディーゼルシャーシというのも貴重な存在かと思われ、もしかするとこの車唯一かもしれません。
年式は不明、おそらく西武グループ(近江鉄道?)からの転入と思われる1台です。フロントマスクとリアの灯具配置からU-規制の初期モデルで、シャーシは日産ディーゼルです。側窓は屋根肩部にかかる曲面ガラスとブルーベンドガラスが特徴で、全T字の窓割との組み合わせです。ホイールは住金製10穴アルミを履いています。
乗降ドア脇に“SPACEWING 55”の表記があることから、車内は4列シート×縦11列の正席45+補助席10で55人乗り(乗員除く)と思われます。現在も稼働するのかは分かりませんが、乗降ドア下部には補助ステップの装備があるのも確認できます。ボディのパネルごとに色合いが違うような気もしますが、古参車だけに仕方ないですね。
☆車両情報☆ ・保有事業者 →つばさ交通 ・登録番号 →福島200 か ・700 ・社内番号 → ・車種 →日産ディーゼル/富士重工17S スペースウイングSW- ・形式 →U-RA520RBL ・クーラー →床下サブエンジン式 ・車内仕様 →4列シート/トイレなし ・用途 →貸切 ・その他 →