南海バスが保有する富士重工21M スペースアロー。
同社では珍しい日産ディーゼル+富士重工ボディを架装した車で、近距離高速や特定用として残るこのモデルが最後の存在です。既に廃車も発生しており、状態の悪い車から運用を外れていくことになりそうです。この車は南海バス本体の配置ですが、中には子会社の南海ウイングバス南部に移籍した車もあります。
2002年式のKL-規制車で、先述の通り日産ディーゼルシャーシに架装されています。元々は「和泉200か356」として空港営業所に配置され、リムジン車として活躍していたため床下トランクは横スライド式の扉を備えます。側窓は1~4番T字・5番固定+ブロンズガラスの組み合わせ、ホイールは住金製10穴アルミを履いています。
車内は4列シートが並んでおり、公式側の後部にトイレを備えています。空港営業所から堺営業所に転属してしばらくは和泉ナンバーのまま、Soraeロゴが消された状態で四国方面の昼行路線で運用されていた頃もありました。現在は南港線が主な運用で、乗降口にはICカード対応のカードリーダーも設置されています。
☆車両情報☆ ・保有事業者 →南海バス ・登録番号 →和泉200 か ・356 ・社内番号 → ・車種 →日産ディーゼル/富士重工21M スペースアロー ・形式 →KL-RA552RBN ・クーラー →直結冷房(屋根上) ・車内仕様 →4列シート/後部トイレ ・用途 →乗合 ・その他 →