日本交通が保有するエアロエース。
何気ないエアロエースだと思って撮影したのですが、後で見返して違和感を覚えた1台でした。普段よく見かける昼行用のエアロエースとは各部の仕様が微妙に異なっており、夜行運用に対応した車です。当然ながら固定運用では無いと思われ、便数の多い昼行便ではなかなか狙って撮ることができないだけにラッキーでした。
2016年式のQTG-規制車で、ダッシュボード上のMDAS-靴稜鮴Ъ吋メラの形状が変わった現行モデルです。夜行高速仕様となるため、床下トランクは同社の特徴の4スパンではなく乗務員仮眠室を備えています。側窓もT字窓ではなく全固定+スモークガラスの組み合わせで、ホイールはアルコア製10穴アルミを装着です。
車内は独立3列シート×29席のみ、トイレを非公式側の中央部床下に備えています。昼行専用車では補助席を備える関係で2-1配列の偏心3列に近いですが、この車の場合は完全な独立仕様でしょうね。無線番号から米子営業所の配置となり、昨年に山陰特急バスの運行開始から50周年を迎え記念ステッカーが貼られています。
☆車両情報☆ ・保有事業者 →日本交通 ・登録番号 →鳥取200 か ・651 ・社内番号 →072 ・車種 →三菱ふそう/エアロエース ・形式 →QTG-MS96VP ・クーラー →直結冷房(屋根上搭載) ・車内仕様 →独立3列シート/中央部床下トイレ ・用途 →高速 ・その他 →床下乗務員仮眠室装備