西日本鉄道が保有するNew GALA。
同社に初めて高速用の新型ガーラが入ったのは2011年のことで、まだまだ西工車も多かった当時は衝撃的でしたが、今となってはかなり見慣れた存在になりました。通称「火の鳥カラー」を纏う車として初登場だった「福岡200か2300」と比べても各部の仕様がかなり変わっており、導入時期によっても違いが見られます。
2014年式のQRG-規制車で、高速車としての用途からか高出力のE13Cエンジン搭載のRU1ESBJ型となっています。先述の最初の導入車と違い乗降ドアは折戸になり、側窓は着色度の薄いグリーンガラスになっています。窓割は1~4番T字・5番固定の組み合わせとなっており、ホイールは同社らしい10穴スチールを履いています。
車内は4列シートが並んでおり、公式側の後部にトイレを備えています。各席にはコンセントも付いており、福岡⇔熊本の“ひのくに号”の専用車として活躍しています。最初の車だけは行先表示器が幕式でしたが、とうとう最新車ではLED式になってしまいましたね。ちなみに同時期には兄弟モデルのセレガも数台導入されています。
☆車両情報☆ ・保有事業者 →西日本鉄道 ・登録番号 →福岡200 か 3039 ・社内番号 →2886 ・車種 →いすゞ/GALA HD ・形式 →QRG-RU1ESBJ ・クーラー →直結冷房(屋根上) ・車内仕様 →4列シート/後部トイレ ・用途 →高速 ・その他 →