東濃鉄道が保有するNew SELEGA。
かつては日産ディーゼルシャーシの車を好んで導入し続けてきたことで有名な同社ですが、製造中止となって以降は純正ボディの導入に移行し、特に三菱ふそう車を中心として陣営になっています。ところが最近は徐々に日野車の導入が目立つようになってきており、高速・貸切車ともに新型セレガHDが導入されています。
2016年式のQTG-規制車で、現在同社の貸切車におけるスタンダード車では最新鋭のグループですね。フロントガラス下のLEDオーナメントランプが非装備の廉価仕様・リミテッドエディションで、側窓は1番のみ固定・2~5番T字+スモークガラスの組み合わせとなっています。ホイールはアルコア製10穴アルミを装着です。
車内は4列シート×縦12列の正席49+補助席11の乗客定員60名、後部サロン無しの定員重視仕様です。同社では“スーパーコーチ60”の車種愛称で、岐阜県の本社と愛知県の小牧営業所にそれぞれ配置されています。目立った装備類はありませんが、客室最前列にのみコンセントが付いているのは最近の車両らしいですね。
☆車両情報☆ ・保有事業者 →東濃鉄道 ・登録番号 →岐阜230 あ 1654 ・社内番号 → ・車種 →日野/SELEGA HD ・形式 →QTG-RU1ASCA ・クーラー →直結冷房(屋根上) ・仕様 →4列シート/トイレなし ・用途 →貸切 ・その他 →