トキワ交通が保有するエアロクイーンK。
今もこんな豪華な車両が残っているというのは素晴らしいの一言ですね。同社の看板車両として大切にされているこの車は、かつて東京のケイエム観光が製造した“ロイヤルサロンカーサミット”で、今もその仕様を残して活躍しているのは貴重ですね。社長専用車という存在もあり、各部に手がかかっているのも垣間見えます。
1989年式のP-規制車で、フルエアブレーキ仕様のMS729SAの改造扱いとなっています。同社に来てからフロントマスクはMS8系のものに換装され、見た目の若返りが図られています。側窓は全固定+ブロンズガラスの組み合わせとなっており、車体中央には中扉を備えるのが特徴です。ホイールはアルコア製8穴アルミを装着です。
車内は独立シート×11席と後部に固定サロンが11席の合計22席、公式側の中央部床下にトイレを備えています。さらに独立シート部についてはそれぞれが回転可能で、中扉付近には生ビールサーバーも設置されています。ちなみに後部屋根上のリアスポイラーはセレガ用のものですが、違和感なく仕上がっているのが驚きです。
車内の画像はこちら。
シャンデリアが随所に配された照明類は夕暮れ時には非常に綺麗で、特に後部サロン部分の大きなステンドガラスがオシャレでした。かつては荷物棚下の蛍光灯がカラーのものだったようですが、今の白一色のほうがシンプルで雰囲気はいいですね。
しばらく乗っているだけでも非常に快適な車で、古さを感じさせないその走りと相まっていつまでも乗っていたくなりました。今後このような車は作られることはないでしょうから、今後も可能な限り長く走ってほしいですね。
☆車両情報☆ ・保有事業者 →トキワ観光 ・登録番号 →水戸200 か ・179 ・社内番号 → ・車種 →三菱ふそう/エアロクイーンK ・形式 →P-MS729SA改 ・クーラー →床下サブエンジン式 ・車内仕様 →独立2列シート/中央部床下トイレ ・用途 →貸切 ・その他 →
車内の画像はこちら。
シャンデリアが随所に配された照明類は夕暮れ時には非常に綺麗で、特に後部サロン部分の大きなステンドガラスがオシャレでした。かつては荷物棚下の蛍光灯がカラーのものだったようですが、今の白一色のほうがシンプルで雰囲気はいいですね。
しばらく乗っているだけでも非常に快適な車で、古さを感じさせないその走りと相まっていつまでも乗っていたくなりました。今後このような車は作られることはないでしょうから、今後も可能な限り長く走ってほしいですね。