HKBが保有する富士重工21S スペースウィング。
以前掲載したファミリー観光バスの同型車と同じく、北海道に渡ってきた富士重工21Sです。前者は事業者が変わって早くも北海道から本州へと舞い戻っていますが、こちらはまだ残っているようですね。中古市場に多く出回るようになってきた西武グループの高速車ですが、まさかこの事業者に入るとは思いもしませんでした。
年式までは分かりませんが日産ディーゼルシャーシに架装されたKL-規制車で、先述のように西武グループが新製導入し昼行高速車として使用していたものです。側窓は全固定+ブルーベンドガラスの組み合わせが特徴で、何より西武グループらしい仕様といえるでしょうか。ホイールは住金製10穴アルミを履いています。
車内は4列シートが並んでおり、現在は使用可能か判りませんが、公式側後部にトイレを備えています。前事業者では中・長距離向けの昼行路線車だったこともあり、夜行設備はないようです。乗降ドア上には方向幕が設置されていたのですが、黒いフィルムで埋められています。なかなかこのカラーとの組み合わせは新鮮です。
☆車両情報☆ ・保有事業者 →HKB ・登録番号 →函館200 か ・681 ・社内番号 →NO.510 ・車種 →日産ディーゼル/富士重工21S スペースウィング ・形式 →KL-RA552RBN ・クーラー →床下サブエンジン式 ・車内仕様 →4列シート/後部トイレ ・用途 →貸切 ・その他 →