井笠バスカンパニーが保有するセレガR FD。
元々は井笠鉄道が新製導入した1台ですが、井笠鉄道が2012年秋をもってバス事業から撤退したことを受けて新たに設立された新会社に引き継がれたものです。カラーリングは親会社である中国バスと同じデザインを採用し、社名ロゴのみが違うものに塗り替えられました。登録ナンバーだけは新製時と変わっていません。
2004年式のKL-規制車で、外観では分かりませんがスーパーハイデッカー車と同等の高出力エンジンを搭載したRU1FSEA型となるのが特徴です。井笠鉄道時代から唯一のセレガR FDとして活躍しており、側窓は1~4番T字・5番のみ固定+グリーンガラスの組み合わせとなっています。ホイールは住金製10穴アルミを装着です。
車内は4列シート×縦11列の正席45席、補助席と後部サロンの有無については確認できていないため不明です。貸切車ではありますが、後面には青色のバスジャック警告灯が付いているのが特徴です。井笠鉄道時代から実際に広島⇔福山の高速路線バス“リードライナ-”の代走運用に入ることも珍しくはないようですね。
☆車両情報☆ ・保有事業者 →井笠バスカンパニー ・登録番号 →福山200 か ・245 ・社内番号 →H0404 ・車種 →日野/セレガR FD ・形式 →KL-RU1FSEA ・クーラー →床下サブエンジン式 ・車内仕様 →4列シート/トイレなし ・用途 →貸切 ・その他 →