両備バスが保有するエアロクイーン。
2012年にヒュンダイ ユニバースの専用車を導入し運行を開始した“ドリームスリーパー号”の後継車となるMS9系エアロクイーンです。先代の専用車では車両前方と後方でクラスの違う2種類のシートが合わせて14席設置されていましたが、今回のモデルでは全席が同じシートとなり合計11席の配置となっています。
2017年式のQTG-規制車で、毎日の運行分と予備車を含め3台導入されました。ベースは夜行高速ハイウェイライナー仕様で、乗務員仮眠室は床下部に備えています。外観は側面後方に大きなロゴが入った以外はほぼ変わらず、側窓は全固定+スモークガラスの組み合わせで、ホイールは住金製10穴アルミを履いています。
車内はパーテーションで区切られた座席が左右2列に独立して11席配置されています。夜行仕様がベースのためトイレは非公式側の中央部床下にありますが、それとは別にパウダールームを最後部に備えています。シート自体はユニバースに搭載されていたものとほぼ同じで、土足厳禁のカーペット敷きの床になっています。
・保有事業者 →両備バス ・登録番号 →広島200 か 2265 ・社内番号 →F1705 ・車種 →三菱ふそう/エアロクイーン ・形式 →QTG-MS96VP ・クーラー →直結冷房(床下搭載) ・車内仕様 →独立2列シート/中央部床下トイレ ・用途 →高速 ・その他 →