大阪空港交通が保有するセレガR FD。
昨年末の時点でまだ現役だったことに驚いた同社のセレガRです。トイレ付車が優先的に廃車になった後、細々と活躍を続けるトイレなしのセレガR FDのうちの1台ですが、連番の同期車2台もまだ残っているのでしょうか。導入時期だけで見れば西工02MCの初期グループやエアロバスのほうが先の廃車となりそうですが…。
2005年式のKL-規制車で、セレガRとしても末期のモデルとなります。空港リムジン用としてクーラーは屋根上搭載のデンソー製直結式、床下トランクは横スライド式の扉を備えているのが特徴です。側窓は1番と5番が固定・2~4番T字+グリーンガラスの組み合わせとなっており、ホイールはアルコア製10穴アルミを履いています。
車内は4列シート×縦11列の正席45+補助席10の乗客定員55名、トイレの装備はない短距離路線向けの仕様です。FDでは標準装備のリアスポイラーを装着しない仕様は同社のセレガRの特徴ともいえます。いずれ廃車になればまたどこかの事業者で再就職することになると思いますが、いつまで活躍してくれるでしょうか。
☆車両情報☆ ・保有事業者 →大阪空港交通 ・登録番号 →大阪200 か 1722 ・社内番号 → ・車種 →日野/セレガR FD ・形式 →KL-RU4FSEA ・クーラー →直結冷房(屋根上) ・車内仕様 →4列シート/トイレなし ・用途 →貸切 ・その他 →